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キュービックTECチームの技術ネタを投稿しております。

AWS Summit Tokyoに行ってきた ~2日目~

背景

こんにちは、キュービックでSREをやっているYuhta28です。キュービック内のテック技術について発信します。
4/20, 4/21に開催されたAWS Summit Tokyoに両日参加してきました。

aws.amazon.com

新型コロナウイルスの影響でオンライン開催が続いていましたが、4年ぶりの現地開催ということで開催地幕張メッセに向かいました。AWS Summitはオンラインでしか参加したことがなくオフライン参加は初めてでしたのでワクワクした気持ちで向かいます。
興味深いセッションやブース、コンテンツなど楽しい2日間でしたので、2日目の様子について述べていきます。
1日目の様子についてはこちらの記事をご覧ください。

cuebic.hatenablog.com

2日目

会場の様子

2日目は参加セッションの数を抑えて、出展ブースに顔を出すようにしました。何枚か会場の様子を写真で撮影しましたので紹介します。

田中知之氏によるDJの音楽と共に基調講演開始を待つ

基調講演ではAWS RDSエンジン担当バイスプレジデント ラフール・パサック氏のAWS DBサービスのイノベーションの歴史について発表されていました。途中で抜けてしまったので最後まで聞けませんでしたが、会場に設置されているトランシーバーからのリアル同時通訳で内容を聞き取ることができました。

AWS認定者ラウンジの待機列

AWS認定資格保有者限定のラウンジルームがあり、持っている資格に応じて対応したステッカーまた全資格保有者には特製のTシャツが配布されました。私もいくつか資格を持っていたのでステッカーを頂こうと思いましたが、ものすごい行列でステッカーもTシャツもあっという間になくなったそうです。唯一手に入ったのはAWS Summit開催1週間前に合格できたDatabase Speciality資格のステッカーだけでした。

余談ですが、今年のAWS All Certifications Engineersは578名もいらっしゃるそうです。

2023 Japan AWS All Certifications Engineers の発表 | AWS JAPAN APN ブログ

クラスメソッド社のマスコットくらにゃん

落書きコーナー JAWS-UGや会社の宣伝がたくさんありました

DeepRacer

サーキット場

1日目のワークショップに参加したDeepRacerですが、弊社に以前いたインターンがSumittサーキットに参加して見事周回できました。他の参加者のレースも観ていましたがラインに沿って走らせることが意外と難しくコースアウトされる人も多かったですので周回できてよかったです。

聴講セッション

アーキテクチャ道場2023!

2日目もいくつかセッションを聴講しましたが、最後に参加したアーキテクチャ道場について紹介します。

AWSのソリューションアーキテクト達が架空の企業のシステム設計について制約がある中最適なシステムアーキテクチャを提案するというものでした。
強く印象に残っているのが、最初から特定のAWSリソースを当てはめて設計するのではなく、まずは抽象化してシステム要件を明確化しこういったアーキテクチャなら課題を解決できる、ならこのAWSサービスを使って解決しようとしたことでした。

先にAWSリソースから当てはめて設計すると時間が経つにつれサービスのアップデートや新規サービスが登場した時の移行が難しくなるからまずは抽象化することで、必ずしもAWSにこだわることなく最適なアーキテクチャを設計するという内容がなるほどと感じました。自社のシステム設計を担当する時は特定サービスを使うことから考えるのではなく、抽象化して要件を明確化することを意識しようと思えるような勉強になるセッションでした。

所感

2日間にわたって開催されたAWS Summitを満喫できました。企業ブース以外にもJAWS-UGや過去のAWSイベントでお会いした人に再開するなどAWSを利用するユーザー側の熱意も高いことがうかがえるイベントでした。来年は即席のチームを組んで課題に取り組むAWS Jamや実戦形式のトレーニングワークショップであるAWS GameDayに参加してもっとAWSを楽しもうと思います。
興味を持たれましたら是非皆さんも来年のAWS Summitに参加してみてください。

最後にガシャポンで当たったAWSのマスコット人形をお見せします。虹色のマントはレアらしいです。